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    1)OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅡ / M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PRO / f1.2 1/800 ISO200

  • 【雑誌連動企画】X(cross)shooting
    HASEO × OLYMPUS 作品紹介

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    M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PRO

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  • 【雑誌連動企画】X(cross)shooting
    HASEO × OLYMPUS 第2回は、雑誌にも掲載されている作品をピックアップ。
    人気カメラマンHASEO氏が創り出す世界観をロケ状況とともに説明しよう。

    今回のテーマは、「ファッションショーを彷彿とさせる」作品。
    ヘアメイクは独創的なヘッドプロップなど、創作を得意とする今村氏。
    ドレスは数々のコレクションやファッションショーなどでも有名なブランド「ZIN KATO」。
    スタジオには人気の高いのstudio jardin'kをチョイスし、レンズ選びとライティングテクニックでHASEO氏ならではの作品世界を創り出した。

  • M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO

  • M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO

  • HASEO氏の現場の写真を見てほしい。
    注目は、使う機材のコンパクトなサイズ感。本体はOLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅡ。レンズに M.ZUIKO DIGITALのF1.2大口径単焦点シリーズをチョイスしても、男性なら手のひらに収まってしまうほど。
    このサイズで、今回紹介するような作品が撮れてしまうというのだからすごい。
    大きいサイズが苦手な人や重いものを持ち運ぶのに躊躇してしまう人には非常におすすめ出来る。移動の多いロケや大きな機材を持ち込めない環境では、大いにその存在感を発揮できることだろう。

    そして作品だが、1枚目のフェイスアップの写真は45mmを使っている。
    studio jardin'kの入口付近にモデルを立たせ、入口からの外光を利用している。それによってこだわったヘアメイクを際立たせ、美しい肌の色の表現も実現している。絞りを開放し室内にある蝋燭の灯火を背景のアクセントにすることで、世界観をそのままに被写体の美しさを際立たせている。

  • 2)OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅡ / M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO / f7.1 1/125 ISO250

  • 3)OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅡ / M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO / f1.2 1/80 ISO400

  • 2枚目は、HASEO氏が持参したレッドカーペットをスタジオに敷くことでファッションショーのステージをイメージさせた。照明をトップからと正面から焚くことで、よりショー会場のような空間を演出している。
    トップにはNISSIN DIGTALのMG10を、正面にはCOMETのDm-360をと光を使い分けているのもさすが。
    このカットに関しては、絞りをしっかり入れることで衣装の質感までをきっちり表現する。

    3枚目は、studio jardin'kの中でもかなり暗い奥の部屋での撮影となっている。
    こういう環境こそ、OLYMPUSの最も特異なところともいえるのではないだろうか。
    高性能な手ぶれ補正、軽いボディ、M.ZUIKO DIGITALのF1.2大口径単焦点シリーズを使えば、蝋燭とシャンデリアの光のみで f1.2、1/80としつつもISO400をキープし、バチッとシャープかつハイクオリティな画が撮れる。

    作品、1枚1枚を見ていくとそこにはOLYMPUSの魅力と、それを活かすHASEO氏のこだわりとそれを実現するテクニックが見えてくる。ぜひ誌面でもその魅力を堪能してほしい。

  • 作品クレジット:

    model:Svetlana KI
    hair&make up:Kazuya Imamura
    dress design By ZIN KATO
    assistant:Mina Yoshikawa
    Special Thanks:
    COMET( http://www.comet-net.co.jp
    studio jardin'k( twitter:@jardin_order )