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フルサイズミラーレス一眼カメラ『DC-S5M2』と『DC-S5M2X』登場
LUMIX初の像面位相差AFを搭載
パナソニックがフルサイズミラーレス一眼LUMIX Sシリーズの小型軽量モデルS5を大きく進化させた『DC-S5M2』と『DC-S5M2X』とLマウントシステム用の交換レンズ『S-R1428』を発表。
DC-S5M2/DC-S5M2X
『DC-S5M2』と『DC-S5M2X』は新開発の24.2Mフルサイズセンサーと新世代ヴィーナスエンジンの搭載により、豊かな階調表現と自然な描写撮影が可能となった。そして両モデルの1番の特徴と言って過言ではないのが、LUMIX初となる像面位相差AF。これにより779点の測距点で被写体までの距離を高速・高精度に算出することで、ダイナミックに動く被写体の追従性能が大幅に向上させることに成功している。今回発表されたロゴまわりをブラックアウトしたブラックモデルの『DC-S5M2X』は、『DC-S5M2』に動画RAW出力やApple ProRes 422HQの外部SSD記録にも対応させたプロフェッショナルユーザーに応える動画機能を強化したモデル。発売は『DC-S5M2』が2月16日、『DC-S5M2X』が6月下旬。
画像エンジンは新世代のヴィーナスエンジンを搭載。豊かな階調表現と自然な描写を実現している。 | 軍艦部から空気を取り入れてしっかりと冷やすことができるので動画撮影時の熱対策もバッチリ。 | センサーは新開発の24.2Mフルサイズセンサーを搭載。像面位相差AFも搭載でAFも劇的に進化。 | ||
DC-S5M2X | ||||
動画機能を強化したDC-S5M2Xはロゴなどをブラックアウトしている。 | ダイヤル類の白文字部分も目立たないグレーに変更されている。かなりクールな印象。 | 基本スペックはDC-S5M2と同じだが、動画RAW出力やApple ProRes 422HQの外部SSD記録に対応させている。 |
DC-S5M2/DC-S5M2X
【仕様】
有効画素数:2420万画素
センサー:35mmフルサイズ(35.6×23.8mm)COMSセンサー
記録メディア: SDメモリーカード/SDHCメモリーカード/SDXCメモリーカード
レンズマウント:ライカLマウント
サイズ(幅×高さ×奥行き):約134.3×102.3×90.1mm
重量:約657g(本体のみ)
発売日:DC-S5M2 2023年2月16日/DC-S5M2X 2023年6月下旬
価格:オープンプライス
市場推定価格 DC-S5M2ボディ24万7500円前後(税込)/DC-S5M2Xボディ27万4230円前後(税込)
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デジタル一眼カメラ用交換レンズ(広角ズームレンズ)S-R1428
『S-R1428』はダイナミックな遠近感を活かしたスナップ撮影や被写体との距離が十分にとれない室内などの狭いスペースでの撮影など幅広いシーンで撮影が可能な超広角ズームレンズ。最短撮影距離は15cmで超広角のワイド端14 mmにおいてはボケ味とともに奥行き感のある演出、テレ端28 mmにおいても最大撮影倍率0.5倍のハーフマクロ撮影が可能できる。超広角ながらもフィルター装着ができるのでフィルターワークを活かした撮影も可能。発売は3月中旬予定。
S-R1428
【仕様】
焦点距離:14-28mm
最小絞り:F22
レンズ構成:10群14枚(非球面EDレンズ1枚、非球面レンズ1枚、EDレンズ3枚、UHRレンズ1枚)
絞り羽根:7枚(円形虹彩絞り)
最短撮影距離:0.15m~∞
サイズ:約84.0×89.8mm
フィルター径:77φ
質量:約345g(レンズフード、レンズキャップ、レンズリアキャップを含まず)
マウント:ライカLマウント
価格:10万7800円(税込)
発売日:2023年3月中旬
詳しくはコチラ
Text:SATO TAKESHI