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フォクトレンダーブランドに3本のニューアイテムが登場
注目はニコンZマウントの開放F1.0の50mm!!
コシナが2月にフォクトレンダーブランドからニコンZマウントを採用した『NOKTON 50mm F1 Aspherical』、『SUPER WIDE-HELIAR 15mmF4.5 Aspherical』、フルサイズVMマウントを採用したレンジファインダーカメラ用の『ULTRON 75mm F1.9 VM』の3本のレンズを発売する。コシナのHPに掲載されている『NOKTON 50mm F1 Aspherical』と『SUPER WIDE-HELIAR 15mmF4.5 Aspherical』の作例はPASHA STYLEからフォトグラファーの福島裕二さんと大阪芸術大学 写真学科2年生の立松侑也さんにオファーしました。
NOKTON 50mm F1 Aspherical
フォクトレンダーのフルサイズ用交換レンズとして最も明るいF1を実現。超大口径マニュアルフォーカス標準レンズながら電子接点を搭載することでレンズとボディ間での電子通信を実現しているのでボディ内手ブレ補正(3軸)やExif情報、フォーカスポイント枠色変化によるピント合わせ、ピーキング機能によるピント合わせや拡大ボタンによるピント合わせに対応している。ちなみにNOKTON(ノクトン)はフォクトレンダーのレンズの中でもF1.5以下の開放F値を持つ大口径レンズに与えられた称号。
NOKTON 50mm F1 Aspherical
【仕様】
焦点距離:50mm
最小絞り:F16
レンズ構成:7群9枚
絞り羽根:12枚
最短撮影距離:0.45m
サイズ:67.6×66.6mm
フィルター径:62φ
質量:598g
マウント:ニコンZマウント
対応センサーサイズ:フルサイズ
レンズフード:リバース可能フード付属
価格:26万4000円(税込)
発売日:2023年2月発売予定
詳細はコチラ
※HPの作例はPASHA STYLEポートレートナビゲーターの福島裕二さんが撮影
SUPER WIDE-HELIAR 15mmF4.5 Aspherical
1999年に登場した広角専用フィルムカメラBESSA-Lと同時発売された交換レンズを起源としたレンズで、画角が110°(対角線)の超広角ながら極めて歪曲収差が少なく、周辺までシャープな画像が得られることで好評を得たレンズ構成を継承している。最短撮影距離は0.126m(撮影倍率0.25)で、ワークングディスタンスとしてはフード先端から4cmまで被写体に迫れるのがポイント。また特別なアダプターなしで58φのフィルター装着が可能なことに加え、マイナスドライバーを用いて金属製花形フードの脱着ができるので角形フィルターも活用できる。
SUPER WIDE-HELIAR 15mmF4.5 Aspherical
【仕様】
焦点距離:15mm
最小絞り:F22
レンズ構成:9群11枚
絞り羽根:10枚
最短撮影距離:0.126m
サイズ:67.6×67.0mm
フィルター径:58φ
質量:290g
マウント:ニコンZマウント
対応センサーサイズ:フルサイズ
レンズフード:レンズ一体式フード付属
価格:12万9800円(税込)
発売日:2023年2月発売予定
詳細はコチラ
※HPの作例は大阪芸術大学 写真学科2回生 立松侑也さんが撮影
ULTRON 75mm F1.9 VM
フルサイズMマウントセンサーに最適化したマニュアルフォーカスの中望遠レンズ。レンズ構成は5群7枚で、そのうち3枚に異常部分分散ガラスを使用することで色収差を抑制し高画質を確保。あえて非球面レンズは使用せず、球面収差を適度に残存させることでボケと解像のバランスを最適化し、結像面の明確さを保ちつつ、アウトフォーカス部分では豊かで潤いのあるボケ味を生み出している。レンズのコーティングはマルチ(MC)とシングル(SC)の2種類を用意。外装仕上げはMCにはモダンな印象のマットブラックペイント、SCにはクラシカルテイストのブラックペイント仕上げを採用している。
ULTRON 75mm F1.9 VM
【仕様】
焦点距離:75mm
最小絞り:F16
レンズ構成:5群7枚
絞り羽根:12枚
最短撮影距離:0.5m
サイズ:56.8×54.1mm
フィルター径:49φ
質量:290g
マウント:ニコンZマウント
対応センサーサイズ:フルサイズ
レンズフード:専用フード付属
価格:11万円(税込)
発売日:2023年2月発売予定
詳細はコチラ
Text:SATO TAKESHI