• 記事検索

  • α7の4代目ベーシックモデル『α7 IV』登場
    新型センサーにバリアングル液晶を搭載



ソニーがα7のベーシックモデル『α7 IV』を国内で発売することを正式に発表した。
今回のモデルは前モデルよりも画素数が増えた新開発の有効約3300万画素の35mmフルサイズ裏面照射型CMOSイメージセンサーExmor R®(エクスモアアール)を搭載。画像処理エンジンはαシリーズのフラッグシップ機であるα1と同じ画像処理エンジン BIONZ XRを採用することで、AF性能や動画表現、撮影性能が大幅に進化している。背面モニターをバリアングルに変更し、静止画と動画を瞬時に切り替えできるダイヤルを新設するなどのアップデートを加えてきたところを見ると、ソニーが本気で静止画と動画で『α7 IV』を使って貰おうとしているのがわかる。発売は1217日。標準ズームレンズFE28-70mm F3.5-5.6 OSSをセットにした『α7  IV』ズームレンズキットは2022年春以降の発売予定。


  


 


有効約3300万画素の裏面照射型CMOSセンサー搭載。

α1と同じ画像処理エンジンBIONZ XRを搭載。

新たに静止画と動画を切り替えるダイヤルを新設。

 

 

【仕様】
『α7 IV』ILCE-7M4

有効画素数:約3300万画素
CMOSセンサー:35mmフルサイズ(35.9×23.9mm)、Exmor R CMOSセンサー
記録メディア: SDメモリーカード、SDHCメモリーカード (UHS-I/II対応)SDXCメモリーカード (UHS-I/II対応)CFexpress Type Aカード
サイズ(幅×高さ×奥行):約131.3×96.4×79.8mm
重量:約573g(本体のみ)
発売日:20211217日予定
価格(ILCE-7M4ボディのみ):オープン
※市場推定価格33万円前後
 
 
 

新型クリップオンストロボも発売決定


『α7 IV』の発売と同時に電波式ワイヤレス通信対応のフラッシュ『HVL-F60RM2』(写真左)と『HVL-F46RM』(写真右)の2機種を発売する。両機とも発光アルゴリズムを最適化することでオーバーヒート耐性を備え、長時間の撮影でも安定した発光を実現している。『α1』のデュアル駆動式シャッターを使用する場合には最大で1/400秒のシャッター速度に同調することができる。発売日は2021年12月17日。

 

 

 

 

 

 

 

 



HVL-F60RM2(写真左)
ガイドナンバー:60(照射角200mm/配光タイプSTD設定時、ISO100m
照射角:AUTO/マニュアル(20mm-200mm)ワイドパネル装着時14mmレンズの画角をカバー
電源:単3形アルカリ乾電池/3形ニッケル水素電池4
発光間隔:約0.1秒~2.5秒(アルカリ電池)/ 0.1秒~1.7秒(ニッケル水素電池)
発光回数:約160回以上(アルカリ電池)/ 240回以上(ニッケル水素電池)
閃光時間:約2.8ms以内(1/1マニュアル発光時)
色温度:約5500K
大きさ(H×W×D): 143.1mm×78.1mm×104.6mm
質量:439g
価格:66000

  

  

HVL-F46RM(写真右)
ガイドナンバー:46(照射角105mm/配光タイプSTD設定時、ISO100m
照射角:AUTO/マニュアル(20mm-200mm)ワイドパネル装着時14mmレンズの画角をカバー
電源:単3形アルカリ乾電池/3形ニッケル水素電池4
発光間隔:約0.1秒~2.5秒(アルカリ電池)/ 0.1秒~2.0秒(ニッケル水素電池)
発光回数:約240回以上(アルカリ電池)/ 320回以上(ニッケル水素電池)
閃光時間:約1.7ms以内(1/1マニュアル発光時)
色温度:約5500K
大きさ(H×W×D): 114.7mm×69.4mm×88.9mm
質量:308g
価格:47300

  

  

  

textSATO TAKESHI