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    買いやすさ、始めやすさが自慢のキットレンズ付きカメラ。携帯性の良さもポイントです。

  • 【超初心者向け】編集・山ちゃんと一緒にゆく 認定作品までの道!
    【3】選択肢の1つ “キットレンズ” ってなんだろう!?

  • 例えばα6400では3種キットレンズ付きが。

  • 作例写真を見る際は、端に記載のあるスペックも確認するといいかも。

  • カメラの基本を調べつつ上達を目指すこの企画。第3回はビギナー向けカメラによくある『キットレンズ』の有無。私、編集員山ちゃんの経験談も踏まえお伝えします!

    キットレンズとは、カメラ本体であるボディに予め付属して販売されるレンズのこと。ビギナー向けのカメラで目にする機会の多い「本体」+「レンズ」のパッケージ商品のことです。

    パッケージといっても、レンズ単品の価格は(α6400の場合で)約4万円〜8万円とビギナーにとっては相当高額な買い物ですが、レンズの世界では比較的安い部類のモデルがセットになっています。

    パッケージだけでなく「本体」だけの単品販売もあり、その場合はレンズを個別に買って自由に組み合わせることもできるんです。

    ……とはいっても右も左も判らない者にとって、レンズを自ら指定する行為はかなりハードルが高い。キットレンズは対象機種にあわせた“比較的扱いやすい撮影領域がセット”になっているため、写真の入り口としては格好の選択肢。写真を始めてみようかな!? という私のようなビギナーには打って付けです。

  • キットレンズは、(メーカーにより設定差があるようですが)私が買ったソニーのα6400のような入門機では、キットレンズ付きのすべての選択肢がズームレンズ。レンズ1本、または2本である程度のシーンがカバーできるため、撮影慣れするにはぴったり。機動性も見過ごせず、高額系レンズに比べ軽いため、携帯に重宝。移動にも便利です。

    スマホでは撮れない軽くボケたような優しい写真も充分撮れますし、お出かけ先や家族を週末を撮影するには最適。店頭ではキットレンズのサンプルがたいていありますので、実際に(店内で)試し撮りをし自分のセンスにあったキットレンズを選ぶといいかもです。

    ちなみにカメラ、とくにレンズは沼。撮影が面白くなるほど、いいレンズが欲しくなってくるため、結果としてキットレンズがカバーしている焦点距離と同程度の高額レンズを買い直すこともありえますが、これについては正直割り切るしかなさそう。

    キットレンズはそもそもα6400のような入門機に設定されているもので、フルサイズなど、より上級向け機種にはそもそもキットレンズがありません。“写真を撮る楽しさを知る”ことに割り切って、使い潰す気持ちじゃんじゃん撮影。慣れてきたあと、もっとこだわりたいなぁと思ったら(金銭的には結果的に余計な出費がかさみますが)買い直すくらいの、割り切った買い物で楽しむのがいいのでは!? と、日々キットレンズを使っている私の感想です。

  • ちなみに、機種紹介で使われている作例写真を見る際にはちょっとした注意が必要です。

    それら見本写真は、キットレンズで同じように撮れるとは限りません。作例写真はキットレンズの対象外となるレンズで撮影しているケースも一部あります。作例写真の端のほうに記載されているレンズ(と撮影時の設定)スペックを確認すると、なにを使ったか判りますので、もし作例写真に感激し「こんな写真が撮りたい!」と強く思った場合は、その使用レンズを単品で購入。ボディは単体で購入するのがいいかもです。
     
     
    【ということでキットレンズとは……】

    ●知識なく手軽に始めるには絶好
    ●ある程度の幅広いシーンに対応できる
     
     

     
    text&photo:山ちゃん

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