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プロの現場で求められる機能を全て進化させたフラッグシップモデル。
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「EOS-1D X Mark III」が2月中旬に発売
プロのニーズに応えるキヤノン最高峰モデル -
新映像エンジン「DIGIC X(エックス)」を搭載。
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黄色はバックライト対象のボタン。赤色はスマートコントローラーを導入したボタン。
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キヤノンがスポーツや報道、スタジオ撮影などプロフェッショナルの撮影現場で求められる高い性能と信頼性を備えた「EOS-1」シリーズのフラッグシップ機「EOS-1D X Mark III」を2月中旬に発売することを発表。
新開発のCOMSセンサー(有効画素数約2010万画素)と新映像エンジン「DIGIC X(エックス)」を搭載し、新たに開発されたAF専用のセンサー「High-res AFセンサー」採用するなどキーデバイスを一新することで、基本性能が大幅に向上しているのが特徴。
またプロのニーズに対応するために、暗いところでの作業をサポートするために一部の操作ボタンにバックライトを採用し、AFスタートボタンには工学的に指の動きを検知するポインティングデバイス「スマートコントローラー」を採用。
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従来機のミラー振動抑制システムをさらに発展させた新ミラー駆動システムを開発。光学ファインダー撮影時の像消失時間を短縮することで被写体を追いやすいファインダー視野を実現している。また正方画素を高密度に配置したHigh-res AFセンサーを新たに搭載。最大で191点(クロス測距点最大155点)の測距点から得られる高解像な信号を解析する事で、光学ファインダー撮影時に高い合焦精度を実現し、AF測距輝度範囲が拡大。光学ファインダー、ライブビューのいずれの撮影時においても、ディープラーニング技術を用いて開発した頭部検出アルゴリズムにより、顔や瞳が検出できないときでも安定した追尾を実現。さらにライブビュー撮影時は、瞳を検出してフォーカスを合わせる「瞳AF」も搭載している。
また動画性能も強化された「EOS-1D X Mark III」では4K/60Pの高精細で滑らかな動画撮影が可能。さらにYCbCr4:2:2/10bit/Canon Logにも対応することで階調と色彩の再現性に優れた動画を記録することができる。またRAWデータでの動画の内部記録もできるのがポイント。
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従来機種で開発したミラー振動抑制システムをさらに進化させた新ミラー駆動システム。
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【仕様】
キヤノン『EOS-1D X Mark III』有効画素数:約2010万画素
センサー:35mmフルサイズCMOSセンサー(約35.9×23.9mm)
記録メディア:CFexpressメモリーカード(タイプB)ダブルスロットル
レンズマウント:キヤノンEFマウント
サイズ(横×高さ×厚み):約158.0×167.6×82.6mm
重量:約1440g(付属バッテリー、メモリカード含む)
発売日:2020年2月下旬
価格:オープン
ボディ(キヤノンオンラインショップ税込88万円)
【TEXT SATO TAKESHI】